特別区設置協定書否決 都構想は暗礁に

本日の本会議で市長から提出のあった特別区設置協定書は反対多数で否決されました。

各会派の否決理由は概ね、当初喧伝されていた4000億円の府市再編効果額がないこと、巨大な一部事務組合の誕生で行政コストが増大し、住民から遠くなること、よって二アイズベターが達成できなうばかりか、三重行政となることなど、およそ、都構想の当初の目的を一つも実現できないと指弾されておりました。
 
当初、橋下市長は、何度も議案を出すことを考えていましたが、廃案になった現在、一旦、法定協議会に報告しなければならず、その法定協議会は、せんじつ、正常化が図られ、他会派優勢。完全に行き詰まりました。
 
今後一般決算、一般質問、予算編成という流れの中で、どのようなことが想定されるか、警戒心を持って対処していきたいと思います。