即席新基準は何のため?やっぱり関電でさえ出力が足りているという広瀬氏の指摘

大飯原発再稼働に躍起の民主党政権。

一方で、自社さ政権誕生の要となった村山富一氏が原発推進を悔やむコメント。

野田さんも、枝野さんも、こういったコメントを出さないためにも即席の新基準による無理な再稼働シフトはやめるべきだろう。

 

なぜ、再稼働するのか?一般的に同意できる理由として唯一あげられるのが電力不足。しかし、広瀬隆氏の指摘によると、電力は、まったく足りていると。関西電力管内は、全国でも有数の原発依存率が高いと呼ばれた地域だが、今現在、ひとつも原発は動いていない。冬の需給ピークを乗り越え、次の山は、真夏のピークだが、それでも、13%以上、電力が余るという試算をはじき出した。資源エネルギー庁の資料を精査すれば、関電がうその数字を出していることがすぐわかるというのだ。

 

確かに、当初25%の節電が必要と言っていたのに、大阪府市統合本部のエネルギー戦略会議から指摘を受けたら、一気に13%でいいという。この差はなんなのだと、資料をくってみると、やはり余っているというのだ。今後、省電力化投資が企業や家庭で進めば、さらに、電力余りは顕著になるだろう。

 

我が国政府、および経産省は、いつまで、こんな猿芝居、茶番劇を演じ続けるのだろうか?賢い財務省は、この無駄遣いをいつまで放置しつづけるのだろうか?国家のエネルギー戦略の間違いは、今後の財政にも大きな影響のあることは、福島原発事故で明らかであり、もう一か所同じ事態が起これば、特に関西で水素爆発でも起きようものなら、どんな経済的打撃を受けるかぐらいはわかりそうなものなのだが、この期に及んでも「原発神話」の熱烈な信仰者は、気づかないようだ。

 

 

関電のデマ!!電気不足で大飯原発再稼働!

「嘘だとはっきり証明します」広瀬隆4/5(内容書き出し)

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1732.html

 

一般に公表されている統計から証明すると電力は余剰になる

要するに、今関電の言いぶんの数字を出しますと
最大電力需要、真夏の一番電力を使う時。
ある、一日だけですよ。
ある一日の短時間の事だけですよ。
夏中じゃないんですよ。
最大の予想。



火力がこれで、水力がこれで、その時他社から買い入れる電力。
だからこの分が不足すると。
これが13.9パーセントですと、大阪府知事に示した数字なんですね。
ところがわたしが計算しますと、これが同じ想定でも
火力、水力、他社からの電力会社からの融通入れると、13.5%余剰になります
逆です。
真夏のピークの時ですよ。