関西電力は節電が必要ならピーク時のカットをお願いするはず

書き忘れていたのだが、先月の交通水道委員会で質疑をした水道局の節電対策。関西電力と交渉した上で、水道局のピーク時である19時〜20時をならすということが了承されたと聞いて、私は、おかしなことをと思った。

 

いくら、水道局が夕方から夜の時間帯をピークカットしても、全体として、お昼間の13時から16時の電力供給量に問題があるのだから、水道局として、電気の使用量が少なくても、その時間帯をカットすべきではないか、本気で昼間の時間帯が危ないと思っていたら、当たり前の要請がなかったことに疑問を感じ質疑をした。

 

もちろん、水道局は、再度要請があれば、関電の希望に応じるとのことだったが、こんな単純なことも関西電力は考えていないとしたら、節電要請はただ単なるパフォーマンスではないかと疑ってしまう。まして、電力供給者として、電気が足りないから助けてくれということ事態責任放棄。頼りにならない会社だと思われても仕方がないことだが、テレビCMまで打って、宣伝しているにもかかわらず、要請とのちぐはぐに驚いてしまった。

 

案の定、7月7日に、関西電力は、水道局に平日ピーク時間帯(13〜16時)での節電を行った。水道局としては、水量調整を行う時間帯を電力需要が逼迫する恐れの高い13時〜16時に変更し、節電に協力することになった。逼迫を訴える関西電力からではなく、考えればわかるようなことを指摘するまで要請して来ない関西電力に疑問をもつとともに、このような会社に原子力発電所の安全運営などできるのだろうかと心配になった。

 

水道局における節電対策について

http://www.city.osaka.lg.jp/suido/page/0000133179.html